ヤクルト高津臣吾監督はスタメンに左打者を8人並べて藤浪を攻略した。「まだこれからも対戦があるから言わないが、いろいろ考えて考えて、よし、これでいこうと決めた」。詳細は明かさなかったが、右打者への死球を心配する配慮もあったとみられる。

2回、7番遊撃で今季初めて先発起用された吉田成が、151キロに力負けせず左翼線へ先制二塁打を放つなど、藤浪から8安打して投手戦の均衡を破った。