阪神電鉄は3日、甲子園球場内にある甲子園歴史館で、8月4日から30日まで「高校野球特別展2020~甲子園をめざした球児たち~」を開催すると発表した。

同特別展では「甲子園高校野球交流試合出場校特集」として、8月10~12日、15~17日の6日間に甲子園で交流試合を行う32校のユニホームを展示し、今夏に各都道府県で行われた独自大会の様子も写真で紹介される。

また「バッテリー特集」では、浪商(現大体大浪商)の牛島-香川、大阪桐蔭の藤浪-森といった印象的なバッテリー、甲子園で活躍した投手や捕手を展示品やパネルで紹介。75年夏、優勝当時の習志野のユニホームや藤浪のスパイク、星稜・奥川のグローブなどが展示される。

さらに、昨夏に行われた第101回全国高等学校野球選手権大会の振り返り展示として、優勝した履正社・井上のバット、智弁和歌山・東妻のキャッチャーミット、中京学院大中京(現中京)・藤田のユニホームも展示される。

特別展の期間中、高校生は学生証を提示すると、通常600円の入館料が300円に割引される。