DeNAタイラー・オースティン内野手(29)が、7号ソロを放った。

1点を追う4回無死、阪神の先発岩田の初球、外角高め137キロを逆らわずに右中間席へ運んだ。

12日中日戦(横浜)で復帰してから9試合で3本目のアーチ。「ヤッター! 打った感触が良かったので本塁打になると思っていました。ここ最近あまり調子が良くなかったので、その中でボールを遠くに飛ばすことを意識して打席に向かいました」と喜んだ。

悪夢を払拭(ふっしょく)する1発だ。オースティンは7月31日の同カードの6回2死、右翼の守備で大飛球を追いフェンスに激突した。その後もプレーを続けたが、脳振とうとむち打ちにより、翌日からベンチを外れ、約1カ月半の戦線離脱を強いられていた。