楽天と楽天株式会社は20日、仙台市とデジタル技術やスポーツを通じて仙台市の活性化を図るための包括連携協定を締結したと発表した。楽天が宮城県内で包括連携協定を締結するのは今回が初めて。

協定に基づき、楽天、楽天株式会社と仙台市は以下の6項目において連携する。

<包括連携協定の主な内容>

●1=国内外の交流人口の拡大に関すること

●2=スポーツを通じた地域振興に関すること

●3=持続可能でしなやかな都市環境づくりに関すること

●4=地域産業の振興に関すること

●5=子どもたちがすこやかに育つまちづくりに関すること

●6=その他、地域創生および地域社会の活性化に関すること

 

この協定を通じ、楽天、楽天株式会社、仙台市の3者は、楽天グループが持つEコマースやデジタルマーケティングに関わるテクノロジーや仙台市を含む宮城県および東北を拠点に活動するプロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」のファンとのつながりなどを活用して、仙台市のさらなる活性化を図る。

具体的には、ウェブやソーシャルメディアを活用した仙台市の観光プロモーションの実施のほか、楽天と連携した仙台市内の商店街のにぎわい創出や仙台市が開催するスポーツイベントへの協力、楽天生命パークへの再生可能エネルギーの発電設備の設置と利活用の推進、仙台市主催の防災に関するイベントへの参加検討、「SENDAI X-TECH Accelerator」の支援拡充などに共同で取り組む。