DeNA石川雄洋内野手(34)が来季の戦力構想から外れ、今季限りで退団することが決定的となった。05年に横浜(神奈川)からプロ入り。16年目となった今季は、ここまで1軍出場なし。若手の台頭もあり、ここ数年は出場機会を減らしていた。

昨季は8月4日巨人戦(横浜)でプロ通算1000安打を達成。12~14年まではDeNAの初代主将も務めた。今季はチームの日本人野手最年長となったが、シェアな打撃と全力プレーは健在。体調面にも問題がなく、今後は他球団での現役続行を目指すことになりそうだ。

◆石川雄洋(いしかわ・たけひろ)1986年(昭61)7月10日、静岡県生まれ。横浜高から04年ドラフト6巡目で横浜(現DeNA)入団。06年にプロ初出場。08年から1軍に定着。09年に遊撃手として定位置を獲得し、規定打席に到達した。12~14年はDeNAの初代主将に就任。チームをけん引した。通算1169試合、1003安打、23本塁打、224打点、118盗塁、打率2割5分6厘。183センチ、78キロ。右投げ左打ち。背番号42。今季推定年俸3900万円。