日本ハムのドラフト5位ルーキー望月大希投手(22)が28日、プロ初の1軍昇格を果たした。

27日午後8時過ぎに1軍行きを告げられ、オリックス19回戦(京セラドーム大阪)が行われたこの日の午前中に大阪入り。「結構いきなりだったのでビックリしたんですけど、ずっとファームのピッチングコーチから『いつでも行ける準備しとけよ』と言われていたので、すぐに切り替えられた」と待望のチャンスに、笑顔を見せた。

今季は2軍の先発ローテーションを担い、登板11試合で1勝4敗、防御率3・13をマーク。中継ぎで昇格も「大学の時、ずっと中継ぎで投げていた。1回の守り、という気持ちで投げていけたら」と気合十分。栗山監督は「たくさん1軍で投げた方が、自分で試してもらった方がいい」と狙いを明かした。身長187センチからの角度ある直球と、緩急ある変化球で打ち取るのが持ち味。望月は「考えすぎないで、2軍の時と一緒に投げられたら」と平常心でアピールする。