日本ハムの背番号6といえばチームの顔といえるだろう。

現役生活の22年間を日本ハム一筋で過ごし「ミスターファイターズ」と呼ばれた田中幸雄。入団時は「37」だったが、プロ6年目の91年から、引退する07年までの17年間「6」をつけた。遊撃手部門でベストナイン4回、ゴールデングラブ賞5回。95年には打点王に輝き、07年には通算2000安打を達成した。長く攻守にわたり活躍したレジェンドとして名球会入りを果たしている。

08年からは今もなお不動の4番としてチームを支えている中田翔が受け継いだ。大阪桐蔭時代に当時の高校通算本塁打記録の87本塁打を放ち、鳴り物入りで入団したスラッガー。プロ13年目の今季は9月10日のロッテ戦で、史上64人目となる通算250本塁打を達成。自身3度目の打点王を獲得し、球界を代表する選手になっている。