DeNA三原一晃球団代表が27日、FA権行使を表明した梶谷隆幸外野手と井納翔一投手について、慰留に努めつつもマネーゲームには応じない方針を示した。

すでに両選手と残留交渉を行っており、梶谷に対しては3年、井納には2年をベースとした複数年契約を提示している模様。「我々としては、ぜひとも残ってもらいたいという思いを伝えております。よい知らせを心から待ちたいと思っております」と話した。

また「うちはマネーゲームはしないということを原則としております。金額を上げて上げて、というようなことは、現状考えておりません」と、現状の提示が最大限の評価であることを強調。今後は「他球団の状況との比較の中で、いろんな質問とか疑問が彼らの中でも出てくると思う。そういうものに対しては、丁寧に話をして、コミュニケーションをとっていきたい」とした。最大限の誠意を示しつつ、吉報を待つ。