楽天ドラフト4位の亜大・内間拓馬投手(22)が30日、都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4500万円、年俸820万円(金額は推定)で基本合意した。即戦力右腕は「プロ野球選手になる実感が強く湧いた。1年目から、チームの戦力として活躍したい」と決意を新たにした。

将来は「最優秀防御率」のタイトル獲得という大きな目標を掲げた。「勝ち星は打者が打ってくれてつくもの。防御率は投手の力が表記される。(防御率が)低ければ低いほど、大事な一戦も任せてもらえる」。最速150キロ直球を投げ込み、4種類の変化球を織り交ぜる。緩急生かした投球で、相手バットの芯を外すのが持ち味。「ランナーを背負ってでも、ホームは踏ませない投手が理想」と言葉に力を込めた。

プロで活躍するために、新球種に挑戦する。「パリーグの打者を抑えるには、落ちる球が必要だと思う。新たな球種を身につけて、投球の幅を広げたい」と意欲を口にした。チームメートで、巨人ドラフト1位の平内龍太投手(22)を参考にフォーク、チェンジアップの習得を目指す。