大好きな「海」を前に決意を新たにした。日本ハムのドラフト1位、苫小牧駒大・伊藤大海投手(23)が1日、苫小牧市内で契約金1億円プラス出来高払い、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。訪れた同市内の漁港では漁船をバックに「日本一」と書かれたホッキ貝を持ち意気込んだ。ホッキ貝の漁獲量日本一の港から日本を代表する投手を目指す。
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日本ハム1位、伊藤大海一問一答
-仮契約を終えて
伊藤 今日あらためてこれからプロ野球選手になっていくんだなという気持ちが沸いてきている。
-欲しいものは
伊藤 野球ができていればいいかなという、まずはそこだと思うので。自分が今やらなければいけないこと、やりたいことというのはプロの世界で戦うことだけなので、そこに対してまず自分らしさを出してやっていきたい
-来年に向けた思いを漢字一字にすると
伊藤 何事にも勝ちたいというのがあるので、「勝」つというのをまず。自分のポジションを勝ち取るのもそうですし、チームとしても勝ち上がっていくのももちろんですし、その字をモットーにやっていきたい
-趣味の釣りは、野球と通ずる部分はあるか
伊藤 対自然でやるか対人間でやるかという難しさであったり、野球に通ずる部分でいったら(投球時の)リリースの位置は一緒かなと思います
-ドラフトから約1カ月が経った、亡き祖父に報告は
伊藤 お仏壇に線香をあげて、いつもより長めに語りかけるような形で報告できました。
-日本ハムの印象
伊藤 チームの雰囲気、自分も大好きと思えるチームなので、ワクワクもあるし楽しみ。