トイレの神様を味方につける!? ヤクルトのドラフト4位、元山飛優内野手(22=東北福祉大)が6日、埼玉・戸田市内の選手寮に入寮した。

自室に足を踏み入れると「トイレとシャワーがついているのでびっくりした」。高校や大学時代は共用で使っていたため、初めての専用トイレ。きれい好きの性格を発揮させ「毎朝トイレ掃除して、運をつけようと」と意気込んだ。

準備は整えた。入寮前に掃除用の洗剤やブラシをホームセンターで購入。「水回りはきれいにしとかなあかんと『トイレの神様』で言ってたので」とヒット曲から学んだ。佐久長聖(長野)入学直後は寮のトイレ掃除を担当していて、ノウハウは完璧。「お風呂とトイレ洗える洗剤、プシュっと。バッチリです」と自信を見せた。

人生で一番“持っている”こととして、宮本慎也氏がつけた背番号6を継承したことを挙げる。同じ遊撃手として「宮本さんに少しでも近づきたいという思いでやっていきたい」と意気込んだ。トイレから運気を呼び、飛躍の年にする。