シーズンオフ恒例「ヨネちゃんのおシャレ野球学」。野球取材歴40年超の米谷輝昭記者が、だじゃれを駆使しながら意外なデータやエピソードを紹介します。

   ◇ ◇ ◇

現役最多安打の内川聖一内野手(38)が今年、ヤクルトから出陣する。昨年、日本一ソフトバンクのメンバーに、その名前はなかった。出場機会0。ウエスタンで3割を打ちながら、1軍昇格はなかった。「内川(側?)から燃えるものがある」と推察する。

セ・リーグに復帰したことで、消えていた記録がよみがえる。両リーグでの1000安打がそれだ。ソフトバンクで1226安打、DeNAでは945安打を放った。あと55本で大台に乗る。これを同一線上(同一千以上?)に乗せると説明している。

達成すれば、史上4人目になる。大杉勝男(セ1057本、パ1171本)落合博満(セ1275本、パ1096本)和田一浩(セ1018本、パ1032本)の3人が記録している。偶然なのか、右打者ばかり。内川も「右へならえ」。右打席に入って、右方向にも狙い打つ。

ヤクルトのポジションは一塁だろうか。2年前には19年目にしてゴールデングラブ賞を初受賞した。守りに不安はない。ソフトバンクからの乗りかえ契約? は、どんな結果を出すか。ドコモかしこも注目している。【米谷輝昭】

「ヨネちゃんのおシャレ野球学」まとめはこちら>>