楽天ドラフト1位の早川隆久投手（22＝早大）が20日、1軍スタートが決定している春季キャンプで、岸、涌井、則本昂、松井らチームの主力投手陣から積極的に学ぶ姿勢を示した。
新人合同自主トレで充実した日々を過ごす左腕は、春季キャンプでも意識高く学ぶ。奪三振動画を見て研究しているという則本昂に対して、あらためて「第一線で活躍している選手を間近で見られることは、いろんなことを吸収できると思いますし、自分からも積極的に聞ける場面があれば聞いて、それを参考にしたり、今後プロで生きていくための材料にしていければ」と学ぶ決意をみせた。
また同じ左腕の松井からは「自分のスライダーの感覚と松井さんの感覚の違いを分析、考えながら、新たな自分のスライダーを発見できれば」。カーブを得意とする岸からは「真っすぐとの緩急の使い方。カーブの投げ方もそうですけど、使い方を学んでいければ」とそれぞれの得意球を学ぶ姿勢を示した。
さらに昨季、チームの勝ち頭となった涌井について「力感のない感じでポンポン投げていく感じが、自分としてはうらやましい」と言及。「ポーカーフェース涌井さんの部分、どういうメンタルでマウンドに立っているかも知りたい」と精神面を学ぶつもりだ。
最速155キロ左腕が先輩たちから多くを学び、実りあるキャンプ生活を送る。
