DeNAの三嶋一輝投手、伊勢大夢投手、入江大生投手(22=明大)が2日、節分のドッキリにかかった。赤鬼と青鬼に扮(ふん)したチームスタッフの三橋直樹さんと、堤内健さんに豆をぶつけた、はずだった。しかし、鬼の面を取ったのは、木塚、川村の両投手コーチ。慌てる3投手だったが、微妙な体形の違いを察知していた三嶋は「僕は(両コーチの)真ん中しか投げていない」と言い訳して報道陣を笑わせた。

木塚コーチは「痛いとも言えなかった。もっと来いよ」と柔らかめの豆まきにクレームをつけた。

三嶋は「いつも外国人がやっていて、ああ節分なんだなと思っていたが、初めてできてうれしかった。目上のお世話になっているコーチに豆をぶつけたので、しっかりしあいに結び付けていきたい」と話した。

伊勢は「幼稚園で鬼は怖かったけど、お面を取ったらもっと怖かった。幼稚園児の気分。福が来るように投げた」。入江は「邪悪なものは外に出して運を引き寄せられたら」と話した。