番長監督、開幕投手は僕でヨ・ロ・シ・ク!! DeNA浜口遥大投手(25)は2日、三浦大輔監督(47)に開幕投手を直訴していたと明かした。「意思はあいさつの段階で伝えた。チャンスだとは思うので。つかみ取りたいなという思いは持っています」。1月下旬、新聞紙上で開幕投手に立候補表明。実際に対面し「開幕を狙います」と伝えていた。

1軍で唯一、キャンプ初日から2日連続でブルペン入りした。捕手を座らせて直球のみ23球。「とにかく数をこなして、1年間戦い抜くための体づくり、土台作りを頭に置いて1歩ずつ段階を上げていければ」。三浦監督の現役時代のように、キャンプでの投球数を抑える時代の流れにあらがった。同じく開幕を目指す平良と同時に投球。「競い合っていかないと。誰にでもチャンスがあると思う」と発奮材料とした。

現役時代、開幕投手7度の三浦監督は直訴を歓迎した。「目指すのなら責任持ってやってもらいたい。『しっかりアピールしてくれ』と話した」。初めて任された99年。権藤監督に直訴したかは「覚えていない」が、浜口と同様に新聞記者に宣言していた。今後「独特な雰囲気がある特別な日」を「ヨ・ロ・シ・ク!!」と任せる投手を選んでいく。【斎藤直樹】

▽DeNA平良(キャンプ初ブルペンで直球のみ35球。浜口との開幕投手争いに)「先発投手はみんなそこを目指していると思う。チームみんなで競争し合っていければいい」

DeNA担当のツイッターはこちら―>

DeNAニュース一覧はこちら―>