広島が9日、沖縄春季キャンプ第2クールを終えた。ドラフト1位栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)や森下暢仁投手(23)らがフリー打撃に登板。午前中にはつなぎの打撃を徹底させる「ケース打撃」も行われた。佐々岡真司監督(53)のコメントは以下の通り。

-第2クールを終えて

佐々岡監督 順調に来ているというのと、次のクールから実戦、試合が入って来るので、そういう意味で今日はケース打撃も入れながら、確認もした。今日1日、第2クールもしっかり順調に来ているかなと思います。

-栗林投手がフリー打撃に登板

佐々岡監督 まだまだ第1歩というところではありますけど、さすがいいボールもありましたし、まだまだ調整を考えながらやっていると思います。今の段階では順調に来ていると思います。

-森下投手も登板

佐々岡監督 さすがの一言というところ。しっかりとフォームも安定してますし、その分ボールも打者の手元での伸びというところあって、1つ、2つ違うかなという投球でした。

-九里投手も

佐々岡監督 九里も早め早めにね、第1クールから投げ込みをしたりとか、強い気持ちで、このキャンプに入っていると思います。フリー打撃はネットがあって投げづらいと思いますけど、しっかりしたフォームでバランス良く投げていると思います。

-ケース打撃の狙い

佐々岡監督 全選手、外国人、誠也も含め、ランナーを1つでも進める、バントもそう。エンドランでも、ただ転がすのではなくて、強い打球を打つなど、いろんな確認作業があった。全選手が分かった中で取り組んでいる姿勢は評価したいと思います。

-次のクールは

佐々岡監督 まずは紅白戦から入って、対外試合。今度は試合などで結果、内容を求めた中で、競争。(次の休日)15日にはもしかしたら入れ替えも含めた中での競争意識を持ってほしいなと思います。