4年ぶりにオリックスに復帰した平野佳寿投手(36)が宮崎キャンプに合流し、ユーモアを交えた自己紹介でナインに溶け込んだ。B組ウオーミングアップ前の円陣。自著の「地味を笑うな」を手に、笑顔の復帰あいさつを行った。
平野佳 なんでもプラスになること、助けになることがあれば聞いて。僕からも学ばしてもらう。みんなで優勝しよう!
メジャー挑戦した18年は同じタイミングで日本ハム大谷がエンゼルスへ。今回の日本復帰もヤンキースから楽天に復帰した田中将とほぼ同時期。メジャーで活躍しても、去就が陰に隠れがちな“地味男”が、用意周到な自虐ネタも交え、仲間の心をつかんだ。温かい歓迎ムードにも感謝した。
平野佳 比嘉さん、(吉田)一将、海田が(若手と)つないでくれる。コミュニケーションを取って、強いチームを作れるように。チーム全体の底上げ。チーム力を上げることも考えていきたい。何も考えずに接してくれれば。
発見もあった。ドラフト1位のお尻にほれぼれだ。山下舜平大投手(18=福岡大大濠)と練習中に話し「いい体してるね。ケツ、でけぇな! と。(投球も)肩甲骨の使い方がきれい」。内面も「どっしり。物おじしない感じに大物感が漂う」と19学年下のルーキーを頼もしげに見つめた。
復帰初日はランニングやキャッチボールでじっくり調整。ブルペンについては「今日入る予定だったけど、ランニングを張り切り過ぎた」と苦笑いで、12日に仕切り直す。「1月から中1日で投げてきた」と体調万全。円熟の“地味男”が、オリックスに新風を吹かせている。【真柴健】



