巨人戸郷翔征投手(20)が今季初の対外試合で3回2安打無失点と好投した。

最速は151キロをマーク。フォークで2三振を奪うなど順調な仕上がりをアピールした。「手応えは初めての実戦にしてはよかったかなと思います」と笑顔。昨季、1勝3敗、防御率6・75と苦しんだDeNA打線を封じた。

3月26日からの開幕カードで対戦するDeNAに新球ツーシームを披露した。「去年あれだけ真っすぐを打たれたので。少し変わった抑え方というか、ゴロでゲッツーを取れたらそれが一番いい」と、自主トレ期間から習得に励んでいた。「去年と一緒にやってたらだめだと思うので、もっと進化していけるように、長く野球をしたいので」と力を込めた。

宮崎キャンプ中の14日のフリー打撃登板後は実戦登板なし。ブルペンでの投げ込み中心に制球力アップを図っていた。