広島大瀬良大地投手(29)が、3年連続3度目の開幕投手を務めることが決まった。沖縄キャンプ最終日の1日に、佐々岡真司監督(53)がキャンプ総括で明言した。

指揮官は「今年も大瀬良大地でいきたいと思います。昨年の12月から頭にはあったけど、術後というのがあった。昨日の投球を見て確信したというか、任せられると思ったので、本人にも言いました」と明かした。

大瀬良は昨年9月に右肘のクリーニング手術をした影響もあり、今キャンプは2軍スタート。順調に状態を上げ、2月20日に1軍キャンプに合流。同22日にはシート打撃に登板し、同28日に先発した日本ハムとの練習試合では、3回2安打無失点と完全復活を印象づけた。右腕はこれまで2年連続で開幕戦で勝ち星を挙げている。今季もチームの大黒柱から、スタートダッシュを決める。