開幕投手を務めるオリックス山本由伸投手(22)が今季初めてオープン戦に登板し、5回3失点だった。2回に三塁・福田の失策と四球で一、二塁のピンチを迎え、嶺井に153キロ速球を中堅への3ランにされた。

2月17日の紅白戦(宮崎市清武)は2回、同27日の練習試合・ソフトバンク戦(同)は3回を無失点に抑えてきた。実戦3試合目で初失点となったが、3回以降は得点を許さなかった。最速は154キロをマークした。

山本は嶺井に浴びた3ランについて「セットポジションに変わって、外のストレートだったんですけど、一番だめなちょっと抜け気味のシュートで、真ん中に入るボールだったので。そういうボールが、シーズン始まると危険な1球になる。今、打たれてよかったと思います」と反省を込めて被弾を振り返った。