中日のダヤン・ビシエド内野手(32)が田中将から左中間を破る二塁打を放った。打者8人が完璧に抑えられていた6回2死無走者の場面で初球146キロのストレートをたたいた。

昨年10月に左肩を脱臼して以来となる「復帰戦」でいきなり結果を出した。代走・岡林が起用され3打席で交代となったが、続く高橋周、平田の連続適時打を誘発。今季初の本拠地ゲームで逆転劇を演出した。

ビシエドは「4番指名打者」で先発出場。2回の第1打席では涌井から中前打を放つなど、不動の4番打者が健在をアピールした。