広島西川龍馬内野手が1軍復帰戦で決勝の適時二塁打を放った。昨年11月の右足首手術からリハビリ、2軍調整を経てこの日から1軍に合流。

ヤクルト戦に6番中堅で先発出場し、4回2死一塁から高梨の初球、142キロの直球を右中間へはじき飛ばした。二塁に到達すると、球場のファンから惜しみない拍手が送られた。西川は「(観客が)おるとおらんのでは違う。ありがたかったです」と感謝した。

守備でも好捕でみせた。初回先頭塩見の中堅フェンス際の飛球をグラブに収めると、続く坂口の右中間への打球には「うまいことスタート切れた」と全力疾走で追いついた。佐々岡監督は「初球から甘い球を逃さずに一発で仕留めたのはさすが。守備もしっかり守っていたので、ひと安心ですね」と胸をなで下ろした。

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