広島が接戦を制し、オープン戦初陣を白星で飾った。先発した開幕投手の大瀬良大地投手(29)が4回2安打無失点と好投。2番手九里亜蓮投手(29)も4回3安打無失点と続いた。

昨年11月の右足首手術から復活し、この日1軍に合流した西川龍馬外野手(26)がいきなり決勝打を放ち、守備でも好捕をみせるなど、完全復活を印象づけた。佐々岡真司監督(53)の一問一答は以下の通り。

 

-大瀬良が4回無失点

1イニングずつ球数と増やしながら順調に来ている。大地にしろ亜蓮にしろ、あとは細かいコントロール、制球を修正していってくれればいいくらいで順調だと思う。

-ローテの軸が順調なのは安心材料か

開幕を大地でいく中で、九里も大地とともに中心になってやってほしいということは伝えている。そういう面では今日は(九里も)大地と一緒で細かな制球、打たれた球は甘く入ったところもあったと思うけど、修正はできている。また次の登板で修正して、しっかりと開幕に合わせてほしい。

-9回の塹江は抑えテストか

今は誰がなるかというところで試しているというところ。今日は塹江を最後と決めていた。いいゲーム展開のなかで塹江が登板して1本は打たれましたけど、しっかりと腕も振れていた。

-合流の西川には適時打が出た

ああいうところを初球から甘い球を逃さず一発で仕留めたのはさすがですし、守備面でもしっかり守っていたのでひと安心ですね。

-高橋大、正随の右打者2人も結果を出した

高橋大も下から1カ月頑張って結果を出して推薦があって(1軍に)上がった中で、一発でしっかりと答えを出してくれた。ファームでしっかりやってきた中での今日の結果だと思う。またそういうのを見た正随も危機感持ちながら、離されたくないというところで打つという競争意識を見せてくれた。みんな競争と思ってやってくれている。

-ファンが入って選手のプレーの気持ちも入る

ずっと無観客での練習試合をやってきて、今日はオープン戦でお客さんが入って、声援というのが選手の力になると思うし、気持ちも引き締まる。早く満員の中でやりたいという気持ちがありますね。

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