楽天岸孝之投手(36)が先発し、今季2度目の登板を5回2安打3四球1失点で終えた。

立ち上がりからテンポよく腕を振った。初回は藤原を空振り三振、荻野を中飛、マーティンを二ゴロに打ち取り3者凡退。直球、カーブ、スライダー、チェンジアップを駆使し、4回まで42球、2四球のみで無安打に抑えた。

5回は2死から安田に四球、田村に中前打で一、二塁と得点圏に走者を置き、藤岡にカーブを右前適時打とされた。それでも続く藤原をチェンジアップで空振り三振。66球でマウンドを降りた。

2月25日DeNAとの練習試合以来の登板。涌井、田中将、則本昂とともに4本柱の1人として期待のかかる右腕が、しっかりと調整を積み重ねた。