日本ハム先発の河野竜生投手(22)が、2回9失点の大乱調でマウンドを降りた。

中田の先制3ランで援護を受けて1回のマウンドに上がったが、不安定な投球が続いた。1死一、三塁から4番佐野に中犠飛を許し1点を失うと、2死一塁からは宮崎に左翼スタンドへ同点2ランを浴びた。

2回は牧に2点適時二塁打、佐野に適時打を打たれるなど、5安打3四球5失点。打者一巡の猛攻をくらった。

2回までで79球と球数もかさみ、予定の5回を投げきれず。被安打7の9失点であえなく降板となった。開幕ローテ入りへ課題を残した左腕は「話にならないです。初回にコースを狙い過ぎていた部分があり、もっと大胆に攻めるべきでした。先発ピッチャーとして、これではだめだと思います」と悔しさをにじませた。