阪神陽川尚将内野手(29)が、三度目の正直で結果を残した。
2打席凡退で迎えた第3打席目は、同点の2死一、二塁。それまで2三振を喫していた中日先発左腕小笠原をようやく捉えた。三遊間にしぶとく破り、二塁走者マルテが一気に生還。本塁タッチプレーはセーフの判定後、中日与田監督のリクエストでリプレー検証も、判定は覆らず。勝ち越しの一打となった。
陽川は球団広報を通じ「打ったのはカーブ。初回と同じチャンスの場面で、初回は打つことができずに悔しい思いをしていたので、絶対に打ち返したいと思っていました。勝ち越すことができて良かったです」とコメントした。
開幕9試合目でドラフト1位ルーキー佐藤輝明内野手(22)がスタメン落ち。巡ってきたチャンスで結果を残した。