阪神ジェフリー・マルテ内野手(29)が、広島森下から2号2ランを放った。

3点をリードした5回無死一塁、森下の高めに入った131キロカットボールを完璧に捉えた。本塁打を確信したマルテはバットを投げてゆっくりダイヤモンドを回り、ベンチ前でお決まりの「ラパンパラポーズ」を披露した。「いい投手から打つことができてうれしいし、久しぶりのホームランを甲子園で打ててよかったよ。ラパンパラポーズも甲子園でお披露目できてよかったね」。4回の佐藤輝に続き、広島森下からこの日2本目のアーチ。球場ビジョンに表示された打球速度は173キロ。168キロだった“佐藤輝超え”の本塁打となった。

広島森下から阪神打線が1試合で複数の本塁打を放ったのは初めて。森下から5回までに奪った5得点も最多となった。前回3月30日(マツダスタジアム)に6回1安打無失点と抑え込まれた右腕を、本拠地で攻略した。

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