BC・信濃の柳沢祐一監督(49)が、特別ゲストとして試合に訪れた新庄剛志氏(49)に感謝した。

2人は同い年で、元巨人、オリックス、中日で捕手としてプレーした柳沢監督は現役時代に対戦している。「試合前に新庄さんと握手をして、力をもらいました。『頑張って』と言ってもらった。球場まで来てくれて、すばらしい人間性。スーパースターである理由が分かります。(試合前に)声をかけてくれたことに感謝です」と話した。

試合は、鈴木駿輔投手(22)が被安打6の7奪三振、120球で完封勝利。打線が8回に3連打を含む5安打を放ち4点を奪って、今季ホーム初勝利を挙げた。柳沢監督は「鈴木の気迫と魂が、ボールに乗り移ったようだった」と振り返った。

勝利したことで、新庄氏が始球式で使用したゴールデングラブ賞受賞の際に贈られた金色のグラブを受け取った。「感動しました。大事に球団で飾りたいと思います」と明かした。

17日の福島戦(福島・ヨーク開成山スタジアム)では、始球式に株式会社TOKIOの副社長である国分太一(46)が登場しており、2日連続で豪華な始球式となった。「いつもテレビで見ている人たちが始球式だったので、選手は喜んでいました」と笑顔だった。