前日22日に負傷交代した阪神梅野隆太郎捕手(29)が、23日DeNA戦の試合前練習に参加し、キャッチボール、バント練習、ティー打撃、フリー打撃など通常のメニューを消化した。フリー打撃では鋭い当たりを連発した。

巨人6回戦(東京ドーム)の1回裏の守りで、3番梶谷のファウルチップが左膝付近を直撃。そのままプレーを続行し、治療後の2回の打席では四球を選んだ。だが3回の2打席目に代打を送られて交代した。試合後、井上ヘッドコーチは「当たりどころがあまり良くなかった。シーズンは長いし、2番手3番手も控えているので大事を取った」と説明していた。

ここまで全試合で先発マスクをかぶり、攻守に欠かせない存在。グラウンドで元気な姿を見せ、周囲を安心させた。