阪神チェン・ウェイン投手(35)が、古巣相手に移籍後初先発で初勝利をつかんだ。6回5安打1失点と好投し、シーズンでは11年10月2日阪神戦以来3497日ぶりのNPB勝利。

古巣でうれしいお立ち台。インタビュアーから日本語でメッセージを求められると、苦笑いしながらも球場がどよめくほどの流ちょうな日本語を披露した。「えー、久しぶりにナゴヤドームで投げることが出来ましたので、すごいうれしい。名前は変わってるかもしれないんですけど、僕のイメージはナゴヤドーム。ここで阪神ファンが来て応援してくれたのが、自分は幸せ。これからも応援よろしくお願いします」。阪神ファンだけでなく、中日ファンをも和ませた。

久しぶりの日本での白星には「とてもうれしく思います。うれしい以外にはありません」と喜びあふれる様子。「マルテや、大山たちが援護してくれたおかげで、自分の投球に集中することが出来ました。本当にリュウ(梅野)のリードのおかげで自分のピッチングに集中することができたので、本当に感謝しています」。勝利をサポートしてくれた仲間たちに感謝の言葉を並べた。

チームは前夜に連敗を喫し、2カードぶりの負け越し。経験豊富な左腕が、期待通りの投球でチームを救った。

 

▽中日与田監督(チェンについて)「ある程度、甘い球は来ていたが、タイミングをちょっと外されてうまく打てなかった感じ」

▽中日根尾(チェンに2打席2三振)「腕の振りが直球も変化球も同じで、(球の)出どころが見にくかったです」

▽中日大島(11年の中日在籍時も知り3打数1安打)「いいピッチングをされてしまいました」

▽中日ビシエド(メジャーでの対戦成績は11打数3安打も2打席凡退)「アメリカの時の方が球が速くてスピードを感じた。今日はコントロールが良かった」

 

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