DeNAは今季、試合前まで巨人戦で0勝4敗2分けと、勝ち星がなかった。

先発大貫晋一投手は、今季初の巨人戦登板。連敗ストッパーとしてマウンドに上がった。大貫自身も4月6日中日戦で今季初勝利を挙げてから、白星に見放された。ここ2試合は2回2/3で7失点、3回8失点と早々に降板。背水の陣で臨んだ。

1回、いきなりピンチを迎えた。先頭の梶谷の2球目、左翼フェンス直撃の二塁打を打たれた。続くウィーラーには初球。右翼フェンス直撃の二塁打を浴びた。2者連続で逆方向へフェンス直撃の二塁打を打たれ、わずか3球で失点した。

最近2試合とは、2回以降が違った。1回裏にオースティンの6号ソロで同点に追い付いてもらい、立ち直った。最速149キロと直球が走り、低めのツーシーム、フォークボールも効いた。4回に新外国人スモークに1発は浴びたが、6回までに5安打2失点と、7回無失点だった4月20日中日戦(横浜)以来となるクオリティースタートをマークした。

大貫は登板前日に「大量得点も考えられるので、自分の投球にしっかり集中したい」と話していた。2-2の6回裏に代打が出されて交代。打線の援護は2点にとどまったが、ゲームをつくる役割は果たした。

▽DeNA大貫(6回2失点)「立ち上がり簡単に得点を与えてしまったことが一番の反省点です。前回、前々回と悔しい登板が続いていたので、今日は最低限試合を作れたので良かった」

DeNAニュース一覧はこちら―>