ソフトバンク石川柊太投手(29)が好相性の札幌ドームで、チームにはずみをつける勝利を狙う。14日の敵地日本ハム戦に先発するが、同球場は通算7試合で3勝0敗、防御率1・20と得意としており、被本塁打も0。「(父方の)おばあちゃんが北海道。北海道の親戚が見たり、そういう人たちに姿を見せられるのは、頑張る原動力になっている」。直近では昨季7月1日に6回無失点と好投し、試合後は祖母にウイニングボールをプレゼントしたという。

この日はペイペイドームで投手練習に参加した。石川はチームで唯一規定投球回に到達しており、6度のクオリティースタート(6回以上、自責3以内)はリーグトップタイ。「ホームランを打たれないように。その中でテンポよく投げられればイニングも投げられるし、球数も減らしていける。2つとも追い求めていけたら」。チームは6カード連続勝ち越しなしと、なかなか勝利を積み上げられていない。その6カードのうち、初戦をとったのは4月23日ロッテ戦1度だけでカード頭の重要性を物語る。チーム7カードぶりの勝ち越しへ、右腕の快投に期待がかかる。

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