広島は22日、森下暢仁投手(23)と高橋昂也投手(22)が、管轄保健所から新型コロナウイルスの陽性者の濃厚接触者と判定されたと発表した。菊池涼や鈴木誠ら感染した11人の接触状況を調査する中で、チーム内で初めて濃厚接触者が確認された。2人は無症状で体調に異常はないという。継続して22日も実施したPCR検査では1、2軍の監督、コーチ、選手、球団スタッフの全140人が陰性だった。

この日から前日21日に陰性と判定された選手による自主練習がマツダスタジアムで始まり、球団独自の判断で自宅待機していた松山、西川、坂倉、磯村、塹江の5人も参加した。感染予防のため時間をずらして、マスクを着用、手指をこまめに消毒したほか、報道陣の立ち入りを禁止する厳戒態勢で行われた。濃厚接触者と判定される前に森下、高橋昂も参加していた。

選手会長の田中広は球団を通じ「外出、外食禁止だったり、対策は今まで通りやってきた。しっかりと受け止めて、より一層気を引き締めて過ごしていきたい」とコメントした。

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