ソフトバンクのニック・マルティネス投手(30)が9日、5月度の「大樹生命月間MVP」を受賞した。日本ハム時代を含め、来日4年目で初受賞。

新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、移籍後初登板は5月1日オリックス戦。6回無失点の好投で今季初勝利を挙げると、5月は5試合の先発でリーグ・トップの防御率1・97をマーク。同15日の古巣日本ハム戦ではパ6球団からの白星も達成し、4勝1敗と安定感のある投球でエース千賀らが不在の先発陣を支えた。

オンラインで会見したマルティネスは「とてもうれしいですし、光栄です。自分1人の力で取れるものではない。リードしてくれた甲斐。後ろで守って、たくさん打ってくれた打線。チームメートがいないと取れなかったので、感謝したいです」と喜んだ。