ソフトバンク栗原陵矢捕手は自慢の「ユーティリティ性」を十分に生かすつもりだ。プロ入り初の代表入り。

「素直にうれしいけども、まさか、ですね」と驚きを隠せなかった。日の丸を背負うのは高校時代のU-18代表以来。「次はプロの世界でも、と思ったけど、こんなに早くとは思っていなかったのでうれしい」と顔をほころばせた。

役割はしっかり自覚している。外野手登録だが、本職の捕手に加え、三塁、一塁もこなす。「メンバーが限られている中でいろんなポジションができるので、しっかり練習していきたい」。今季は自慢の打撃も打率2割9分4厘、7本塁打、33打点と好調をキープ。「打撃では初球から積極的にいきたい」。稲葉監督とはまだ会話をしたことがないという。緊張の代表入りもまずはコミュニケーションを深めるつもりだ。

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