東芝が逆転勝ちで初戦を突破した。

5回に先制されて、打線も序盤から沈黙した。劣勢をはね返したのは7回だ。1死二、三塁で代打の福山亮内野手(28)が中前に同点タイムリーを放ち、岡部祐太内野手(26)も中前適時打で続いて勝ち越した。平馬淳監督(45)は1点を追う7回に同点の走者が出ても強攻した場面を「1つアウトをあげるより、どんな形でも攻めた方がいい。無駄なアウトを与えたくなかった」と説明した。昨年11月の都市対抗は初戦で敗退。指揮官は「初戦の入りはあらためて難しいなと。いろんな反省がある。練習をしっかりして次につなげたい」と気を引き締めた。