阪神梅野隆太郎捕手が今季5度目の猛打賞で元気な姿を見せた。

0-1の2回無死一、二塁、九里のシュートを右前に運ぶ同点適時打。「少し詰まりましたが、逆方向にいい形で打ち返すことができました。いい場面で打つことができました」。4回は先頭で右前打、7回にも右前適時打でダメ押しの9点目をもたらした。「中野が盗塁してくれましたし、点差は何点あってもいいので、なんとしてもランナーをかえしたいと思い打席に入りました」。最後まで攻撃の手を緩めず、バッテリーを組んだ同じ福岡出身の先発二保を援護した。

前半戦に引き続き勝負強さは健在。矢野監督も「五輪で打席になかなか立っていなかったし、どうかなというところはあったけど、いいところでの安打、タイムリー、つなぎもあった。リュウも後半戦進むにあたって、ちょっと嫌な流れを自分で断ち切れるものになったと思う」とほっと一安心。侍ジャパンとして東京五輪では準々決勝の米国戦で先発マスクをかぶり、金メダルに貢献し、チームでも光るものを見せた。

▽阪神中野(後半戦初安打を含む2安打&リーグ最多タイの17盗塁)「最初のヒット(バント安打)で少し気が楽になって次の打席でヒットが出たと思う。ここから徐々に上げていきたい。走攻守でチームに貢献できるようにやっていきたい」

▽阪神近本(2回に決勝打となる左犠飛)「梅野さんが同点打を打ってくれたので、なんとか自分も走者をかえしたいと思い打席に入りました」