巨人の大エースが復帰する。コンディション不良で再調整していた菅野智之投手(31)が26日広島戦(東京ドーム)で先発することが23日、有力となった。22日DeNA戦前の練習から1軍に合流。今季は度重なる離脱で、ここまで2勝4敗にとどまっているエースが勝負の後半戦のマウンドに戻ってくる。

試運転の最終確認は上々だった。19日の2軍ロッテ戦で7月1日の広島戦以来の実戦復帰。4回61球、3安打2四球5奪三振の1失点、最速150キロで終えた。「思ったよりも投げられましたし、全球種を満遍なく投げられた。また1つ階段を上れたと思います」と振り返った。変化球の軌道を確認しつつ、直球の球威が戻り、表情は晴れやかだった。

エースとしての活躍が期待された東京オリンピック(五輪)は無念の辞退。金メダルに沸く侍ジャパンの歓喜の陰で、淡々と復調へのトレーニングを積んできた。フォーム改良にも着手し、シンプルな投球動作を模索。現状は「打者と対戦してみてフォームを気にしているようじゃ話にならない。練習で課題をつぶしていけるように」と最終段階にある。

チームは首位阪神を2ゲーム差で追い、3位ヤクルトとは0・5ゲーム差の2位につける。一進一退のペナントレースに頼もしい大エースが先発ローテーションに加わる。【為田聡史】