広島鈴木誠也外野手(27)が、球団最長タイ記録となる6戦連発の26号ソロを放った。初回、3番西川が右越えの先制2ランを放った直後の打席だった。カウント1-1からの3球目、外角134キロスライダーを押し込み、右中間スタンドまでかっ飛ばした。5試合連続の第1打席での1発に「(西川)龍馬のいい流れに続くことが出来て良かったです。追加点になって良かったです」と喜んだ。

6試合連発で87年のランス、05年の新井の球団記録に並び、72年の巨人王貞治、86年の阪神バースが持つ7戦連発の日本記録に王手をかけた。

超人技はこれだけにとどまらなかった。4点差を追いつかれ、同点の4回2死一塁からは、中日2番手岡田の126キロスライダーを振り抜き、左中間への27号2ランで2点勝ち越した。今季5度目の1試合2発目に「点を取られた後だったので、すぐに取り返すことが出来て良かったです」とコメント。13試合で12発。手がつけられなくなった。