DeNAの中継ぎ左腕、砂田毅樹投手(26)が、今季2勝目を挙げた。

1-1の7回2死一、三塁で先発京山将弥の後を継いで登板。小園を1ストライクからの2球目、130キロのスクリューボールで投ゴロに仕留めた。8回に味方が3点を奪ったため、勝利投手の権利を得た。

背番号が並ぶ(砂田47、京山48)3歳年下の右腕のため、全力で立ち向かった。「京山が粘りのピッチングをしていたので、どんな場面でいってもしっかり助けてあげようと思っていた」。11日以来、1週間ぶりの登板だった。「特に間隔が空いたのは気にならなかった。ずっと準備だったり気持ちが入っていたので」。中継ぎ投手は登板がなくても、ブルペンで肩をつくって待機する機会は多い。この日の登板は今季49試合目。3年ぶりに、節目の50試合登板にリーチをかけた。「50試合というところでも60試合でも、投げられることに感謝して1試合1試合チームに貢献したい」とさらなる活躍を誓った。

三浦大輔監督は「ああいう(緊迫した)ところで自分の仕事をしてくれた。ナイスピッチングでした」と、一瞬で強烈な輝きを放った左腕を絶賛した。【斎藤直樹】

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