DeNAは10日、横浜市内で約2時間のスカウト会議を行った。三浦大輔監督も出席し、上位候補の約30人を映像でチェックした。三浦監督は、高校生について「甲子園も見ましたが、完成された投手が多いと思って見ていた。体つきも」と話し、大学生については「体もだが技術、投球テクニックが高い投手が多いなと思って見ていました」と印象を語った。

指名人数は、6、7人に育成選手も数人予定している。1位指名は5、6人に絞り込んだ。最終的には当日に決定する予定という。進藤達哉編成部部長は「1年目から活躍してくれる選手がたくさんいるという印象。社会人は即戦力ですが、大学生にしても伸びしろが期待できる。高校生も早い段階で1軍の戦力になる選手が今年は多いかな」と全体像を語った。

DeNAはチーム防御率が12球団最低で、即戦力投手が必要な状態だ。進藤部長は「もちろん即戦力の選手は取れればいいかなと思いますが。当日の流れの中でどうなってくるか。そういうことを考えている段階。チームとして必要なところに必要な選手を指名できれば、としか考えられない。1巡目が決まらないと下が決まらない」と話した。