再び“黄金の左手”をさく裂させる。楽天石井一久GM兼監督は、11日のドラフト会議での1位指名候補を投手と野手を含む3人に絞ったと明かした。「高卒と大卒です。軸となってくれる選手とご縁を持てれば」。8日に続き、この日の西武戦後にもスカウト会議を開催。1位指名はノースアジア大明桜・風間が有力も、会議当日に最終決定する。

1位指名が重複した場合は、くじ引きは同GM兼監督が4年連続で務める。18、19年は右手で外したが、昨年は日米通算182勝を挙げた利き手の左手で、4球団競合の末、早大・早川を引き当てた。今年も「左にします」と宣言。全体での指名人数は6、7人を予定している。