広島は都内ホテルで行った約2時間のスカウト会議で、1位指名選手を絞り込めなかった。

今月1日に行われた会議では、市和歌山・小園、高知・森木、ノースアジア大明桜・風間の高校生右腕3投手を候補に挙げた。だがこの日、白武スカウト部長は「白紙になるかもしれないし、そのまま行くかもしれない。決まっていない」と説明した。

3位巨人と6ゲーム差の4位に低迷するチーム事情もあり、筑波大・佐藤や法大・山下、東北福祉大・椋木、西日本工大・隅田らを中心に、左右の即戦力投手を指名する可能性が浮上した。ドラフト会議直前に行われる会議で佐々岡監督の意見を聞き、1位指名選手を決定する。