西武が4球団競合の末、ドラフト1位指名で西日本工大の最速150キロ左腕・隅田知一郎(4年=波佐見)の交渉権を獲得した。公表通りの指名で、巨人、ヤクルト、広島との競合となった。くじ引き担当の飯田光男常務取締役球団本部長が1番目に引き、交渉権獲得の文字が書かれたクジを引き当てた。西武の抽選は3連敗中(17年、19年、20年)で10年ドラフト以来11年ぶりの競合による、交渉権獲得となった。

同本部長は「4球団競合で、うれしいです! 絶対当てるという強い気持ちをもって引きました。大学日本一のピッチャーで、これからの強いライオンズを一緒につくっていくピッチャーを当てるという強い気持ちで引きました。大学NO・1ピッチャー。三振もとれる勝てるピッチャーということで、ぜひともうちにきていただきたいと思ってます。隅田君、一緒に強い埼玉西武ライオンズを作っていきましょう! 待ってます!」と呼び掛けた。