楽天から6位指名された早大・西垣雅矢投手(4年=報徳学園)がドラフト会議後、初めて先発し、131球で被安打3の9奪三振で完封した。

3回まで無安打に抑え、試合の流れをつくった。4回2死から初安打を許すが、後続を三振。6回は2死二、三塁のピンチも空振り三振でしのいだ。

9回2死二塁で、最後の打者の遊ゴロに仕留めると、岩本久重捕手(4年=大阪桐蔭)とハイタッチをかわした。

▽楽天沖原スカウト(後関スカウト部長と西垣を視察し)「カウントが不利になっても、フォークが効いている。相手打者も嫌がっている。カウント球としても、勝負球としても使えるボール」