日本ハムからドラフト1位指名された天理・達孝太投手(17)が13日、奈良・天理市内の同校で指名あいさつを受けた。訪問した日本ハム大渕隆スカウト部長と、担当の熊崎誠也スカウトと緊張した面持ちで対面。一方で報道陣には時折笑顔も交えながら、プロ入りへの思いを堂々と自身の言葉で口にした。
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-指名あいさつを受けて
達 11日に指名をいただいて、その時は正直、実感がわいていなかった。今日、改めてスカウトの方がいらっしゃって、実感は少しずつわいてきています
-ドラフト後は、どう過ごしていた
達 普通に過ごしていました。(連絡は)もう100件以上は来ていました
-球団からの言葉で、印象に残ったものは
達 『夢に一緒に乗っからせて欲しい』と言われ、自分の夢は自分だけの夢じゃない、夢を共有できる、応援してくれる方がいるんだと思った。『しっかり後押しできる環境はあるから』と
-夢はメジャーと公言。メジャーへの思いは
達 最終的な目標がメジャーリーグという舞台にあって、そこで活躍しようと思えば、しっかり日本で活躍してからじゃないとダメ。まずは、日本で活躍することだけを考えて、スタートを切っていきたい
-日本ハムOBには、大谷、ダルビッシュらメジャーリーガーがいる
達 そこに自分が入っていけるかっていうと、少し不安な部分もありますけど、その中で楽しみを見つけて、大谷さんであったり、ダルビッシュさんの後を追いかけていければいいなと思います
-どんな投手、どんなプロ野球選手になりたいか
達 最終的に、日本では日本一のピッチャーになりたいと思っています
-新球場のイメージ
達 9月の頭くらいに最初に見た感想は、日本にはない球場で、アメリカのグラウンドに近いイメージがあった。それを知った瞬間から、あの球場でやってみたいと思っていました
-映像で見た
達 そうです
-新球場で最初の試合に投げてみたい
達 それは、ありますね。あの球場で投げられることだけでも、有り難いんですけど、やっぱり最初に投げさせていただけるのであれば投げてみたい」
-注目されると燃えるタイプ
達 いや、それはないです。1つの試合をつくるというか、そういうことに自分は興味を持っている、楽しみを感じているというのが、一番正しいかなと思います
-1年目の目標
達 それは、考えないようにしている。(達成できなかった時に)焦ってしまうと、ケガであったり、精神的にも、しんどくなる。目の前にある課題や目標を、1つ1つ、つぶしていくのが自分のスタイル
-北海道への本拠地移転元年、開幕戦の日に大阪で生まれた
達 何か縁があるんだなと思いました