中日2位指名された駒大の鵜飼航丞外野手(4年=中京大中京)がリーグ史上3人目の記録となる4試合連続本塁打を放った。

3回、先頭の鵜飼はカウント2-3からインハイのカットボールを振り切り、打球はあっという間にレフトスタンドへ吸い込まれた。リーグ単独トップに立つ今季5本目の本塁打で、大学通算12本目となった。

鵜飼は「先頭打者で、(カウントも)追い込まれていたので、つないでいこうと思って振った。それがうまくつながりました」と振り返った。

4試合連続本塁打は、元ロッテ古川、ロッテ監督井口に並ぶ記録になる。「井口さんは、『監督』としての印象が強い。でも、右打者で強くてすごい印象です」と東都の偉大な先輩を敬った。ドラフト会議当日の試合から打ち始めた本塁打記録。指名を受け、その勢いが止まらない。「結果が全て。井口さんの成績に負けないように、頑張りたいです」と、プロの世界でもアーチをかける。

駒大はこれで全日程を終了した。他チームの勝敗次第で、プレーオフの可能性を残している。鵜飼は「もしプレーオフがあったら、勝ちにこだわって戦っていきたい」と、優勝に可能性に期待を込めた。