左横手投げの楽天渡辺佑樹投手（26）が29日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、80万円増の580万円でサインした。

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昨秋サイドスローに転向し、育成契約から再スタート。春のオープン戦で結果を出して3月に支配下に返り咲いた。1軍登板は4月までの9試合にとどまり「出だしが予想以上によかったですが、1カ月しか1軍にいられなかったのは反省。サイドにしたばかりで、相手より自分の球をどう投げるかを考えて最初はやっていた。後半は徐々に打者を見られるようになった」と、反省と収穫を挙げた。

今オフの自主トレも1年前と同じく、元同僚の巨人高梨に弟子入りする予定。来季の目標として「60（試合）登板」と色紙にしたためた。「来季も中継ぎとしてやっていくので、1軍で1年間戦力になるとなれば60試合が1つの基準」と意気込んだ。（金額は推定）