侍ジャパンの新監督に、今季まで日本ハムの監督を務めた栗山英樹氏(60)が2日、就任し、都内で記者会見が行われた。

侍ジャパン強化委員会委員長を務めるNPB井原敦事務局長は、栗山監督に就任要請した経緯を説明した。

東京五輪後の9月7日に行われた同委員会から選考を開始。侍ジャパンの次の目標を2023年3月に予定されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に定め、新監督の条件を3つに絞り込んだという。

<1>NPBチームや日本代表で監督経験があること<2>全国的な発信力<3>アマ球界を含む野球界全体、侍ジャパン事業に理解があること。

3点を中心に議論を進め、栗山監督に就任を打診。任期はWBCが終了するまでの1年半となる。