ヤクルト原樹理投手(28)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2600万円でサインした。

今季は9試合に登板し、3勝1敗で防御率2・30。安定感ある投球で試合を作った。「続けて投げること、全身を使って投げられている感じはずいぶん前に忘れていた。(今年の)一番は肩の状態、体の状態が良くなった。そこに尽きる。ここ数年コンディションが悪かったので、やっとすっきりした」とうなずいた。

クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦では、先発するも打球を右手に受けて途中降板。状態が不安視されたが、日本シリーズ第5戦で先発し、5回2/3を2失点でまとめた。「当たった瞬間はめちゃくちゃ痛くて、ダメかなと」と打ち明ける。寝る間を惜しんでアイシングを続け、3日ほどで痛みが引いた。骨にも異常がなく、日本シリーズでは不安なく投げられた。

「自分はゴロ投手。ゴロでアウトを取る。そのかわり2、3試合に1度くらいボールに当たっている」と苦笑い。会見後に色紙を渡されると「ボールに当たらない」と珍しい決意表明をした。(金額は推定)